こんにちは!
はまをです。
はじめに
前回、事業会社からコンサルへ転職した際のTips集として、考えたことを書きました。
今回は、転職活動を通して参考になった本3冊とマンガを紹介します。
前提として、本はこの3冊+マンガしか読んでおらず、
あとは全て転職エージェント及びエージェントからいただいた資料しか利用していません。
いわゆるコンサル本、論理思考本ではなく、
あくまでも転職活動について考えるための本やマンガたちです。
1.エンゼルバンク
私の人生におけるバイブルです。
実はこれは就活の時にも大いに参考にしていました。
参考になった言葉は以下です。
「ビジネスに必要なことは信用」
「右向け左、の人が優秀」
「雇う側にいないと負ける」
なお、私は生粋の三田紀房さんファンです。
ドラゴン桜のドラマを見て(マンガは未読)、勉強のモチベーションを上げました。
mitanorifusa.com
安くなったら大人買いしようとタイミングを見計らっておりましたが、ドラゴン桜2が連載され始め、今回ドラマ化が決まってしまい、また期を逃してしまいました。
就活を題材にした銀のアンカーもおすすめです。
投資を題材にしたインベスターZは名作で私の投資知識の最初のインプットでした。
起業を題材にしたマネーの拳で、淡い淡い夢の一つである経営者になることの意味をイメージできました。
戦艦大和を題材にしたアルキメデスの大戦は、歴史が苦手な私でも、あの時代の政治思考回路がわかった気になれます。
2.ビジネスエリートのキャリア戦略
私はコンサルティング業界といっても、転職活動を始める前までどんなことをやっているのか想像できませんでした。
本書の分類を読んだことで、なんとなく想像することができました。
一部抜粋して、所感とともにお伝えします。
コンサルティングとは、民間企業や公共機関などのクライアントに対して、
専門知識に基づく情報収集・現状分析・解決策提案を行うことで
クライアントの問題解決を支援する業務
→自己紹介の記事参照
戦略系…オールラウンドの経営参謀として大企業を支える
→バケモン
業務・IT系…企業変革の切り札となるITで経営課題を解決する
→総合支援
シンクタンク…専門的な立場で企業戦略から政策立案まで幅広く提案する
→知的なイメージ
財務系…企業の生命線となる財務の知見でクライアントを支援する
→会計士的な?
組織人事系…複雑化する人と組織の問題を解決する
→コロナ禍で苦労しそう
マーケティング・ブランド系…顧客や社員の認知を鮮やかに変える
→某Dとか?
一般的にイメージされる、いわゆるコンサルは「戦略系」ではないでしょうか。
私はそう思っていました。
私の転職先は業務・IT系です。
3.「いつでも転職できる」を武器にする
これが一番私に大きな影響を与え、転職しようと決断できた要因の一つとなりました。
ここで参考になった文章を抜粋し、所感とともにお伝えします。
相手に対し、他の人とは違う、自分独自の「ありがとう」を引き出す
みんなが不得意な「ありがとう」を拾う。
→これを実践してみました。会社で業務中にも関わらず、転職目的とは伝えずにメールでアンケートを取りました。
その結果を職務経歴書に書いたので、抜粋して記載します。
他己分析
- 自職場の先輩方(平均勤続年数29年、13名)に対し私の強み・弱みについてアンケートを取ったところ、上司に必要な要素(責任感、助言、慎重さ)が未熟で弱み(伸びしろ)である一方、チームワークを重視し、熱意と向学心が強みとみられています。
- 同アンケートで「私に対しどんな仕事を頼みたいと思うか」という設問に対しては、熱意を持っていることから他部署との折衝業務、アウトプットを出すことから製造現場と直接的な改善業務、業務の停滞時すぐにメンバーを招集し進める動きを見て、関連部署が多く他部署の調整が必要な仕事、機敏な動きと高い理解力から、事なかれ主義を脱皮するような業務 等がありました。
ライバルがいないところで、資質を活かす
逆張りと類似していますね。
つまり、相場がどんどん下落する中で、あえて買いを入れる、もしくは相場がどんどん上昇する中で、あえて売り建てる取引をするということです。
資質は周囲の認知で決まる
なぜ私に仕事を頼むのか、何に対してありがとうか、を考えます。
ネガティブな言葉の後に「いい意味で」をつける
脳内が前向きに変換してくれます。
大人の自己紹介
過去…提供価値の根拠となる実績
現在…役割、つながり
未来…相手への提供価値
この自己紹介の狙いは、以下の4つです。
- 「やれそう」という安心感を与える一貫性
- できると思わせること
- 肩書は3つまで
- 仕事の進め方を提示
転職先の基準
- 同窓会の有無(転職者含む)
- 辞めた社員の活躍で成長チャンスわかる
- 離職率と幹部の割合を見る
- 退職金制度の有無
4.転職の思考法
最後は、書籍の紹介をしているYouTuberサラタメさんの動画を参考にしました。
書籍は未読です。すみません…
詳細は動画を見ていただければわかりますが、特に私に刺さったものは以下です。
今後の時代はピボット型キャリア
(ピボット…方向転換。バスケと同じ、軸足を置きつつもう一方を動かしつつける、軸足も動かす)
自分が所属している業界が死んでしまう前に、今後伸びる業界に移動する
終わりに
いかがだったでしょうか。
転職を考えるきっかけとなり、少しでもお役に立てれば光栄です。
こういった書籍等はインプット手段であり、いくら読んでも終わりがありません。
注力すべきは、職務経歴書や面接でのアピール内容を考えること、
あるいは本職の仕事自体だと思います。
とはいえ、転職はモチベーション維持が大変ですので、
こういった書籍などを利用していただければと思います。
最後に、愛知の会社に就職し、結婚して神奈川から愛知に引っ越してきたにもかかわらず、
転職活動で神奈川へ戻ることを快諾してくれた妻に、大いに感謝します。
はまを