こんにちは!
はまをです。
今回は転職活動について、記載したいと思います。
想定読者と本記事の読後感は、以下の通りです。
大学生・就活生…転職が前提あるいは当たり前の時代において、これからの就職活動の参考になる。
新入社員・若手社員…今の会社における働き方を見直し転職することを検討する際の、情報の一つになる。
ベテラン社員…この令和の時代における若手社員が、転職をどう捉えているのかを知ることができる。
私は誰
前職は事業会社である愛知県のTier1サプライヤーのIoTシステム担当。
現職はコンサル会社でデータ分析のコンサルタント。
詳細は自己紹介ブログを参考。
【速報】転職報告
※解説は文末に記載
令和弐年 弥生
6:50 「敵は本能寺にあり」光秀は呟く
7:15 明智光秀、出陣
7:50 緊張のせいか織田家の紋章を落とす
7:55 大太鼓で自らを鼓舞しつつ入門
8:05 信長の存在を確認し誰にも合わず自陣へ待機
8:25 火を放つ準備を始める
8:30 緊張するも精神統一
8:35 螺貝が鳴り戦いの火蓋切って落とされる
まずは織田信忠を急襲
8:50 織田信忠と一騎討ち
9:15 織田信忠、敗走
12:50 敗走したと思っていた織田信忠の反撃に遭う
13:05 槍、弓矢等で攻撃するも今までの戦歴の経験から華麗に全てかわし余裕で撃破
14:00 森蘭丸への攻撃を開始
15:00 森蘭丸と一騎討ち
15:45 森蘭丸、最後まで粘るも意志は固く撃破
17:00 織田信長および濃姫への攻撃はタイミングが合わず今宵は一時退避。なお豊臣秀吉には伝わった。本能寺を燃やすことはできたものの、トドメを刺すことはできなかった。
転職理由
寿司職人になりたかったからです。
ええ、たとえ話です。
まず海外に進出する「一流寿司職人」を目指すとします。
まずは海外よりも、寿司が文化の日本で修行したいと思うでしょう。
そこでまず、広く安定した回転寿司チェーン店に就職し、基礎を学びます。
その後、より技術を高めたくなり、回転寿司屋さんより、板前で修行したい思いが強くなります。
そしてついに、板前での修行の門を叩きました。
ということです。
さてここでまじめに、転職理由について整理してあったので、
固有名詞等を伏せて紹介します。
当時の記録ですので、言葉が不適切、認識違い、勘違いの面もあります。
転職を考え始めたきっかけ
1.ライフ面 2.スキル面の両方で今のままでは不安を感じ始めたこと。
1.ライフ 結婚を機に自分以外の人生を考えるようになった。
- 1.1.お金の不足…現状のライフプランだと年間XX万円ほど不足する(現職がメーカーなので、モノ売り及び利益率の限界)
- 1.2.場所の不利…関東の方が、スキルアップチャンスが多く、新しいものが入ってくるスピード感があり、家族が安心する(現職は愛知)
2.スキル 定量的かつ定性的な汎用スキルである、データサイエンス(=高度な統計学や数理モデルを用いて問題解決、意思決定をする)とビジネススキル(=業務推進)を尖らせたい思いがある
2.1.定量:データサイエンス
(背景)
- 過去:分析(現象を明らかにすること)好き
- 現在:世界的に市場価値が高い
- 未来:職種や職位が変わっても役立つ汎用スキル
今の部署では困難な理由
- 風土:計画重視、データ解析は作業であり、片手間で実施すべきと認識されているため優先順位が低い
- 環境:データが少なく、不整備 (データをとる、つなぐ前処理が多い) でデータでの意思決定のスピードが遅い
- 人材:周りに詳しい人材がいない、キャリアモデルとなる人材がいない
2.2.定性:ビジネススキル
(背景)職種や職位が変わっても役立つ汎用スキル(いずれ上司になった際に必要なスキル)
2.3.尖らせる
今の部署では困難な理由
- 人 :平均年齢が高く(56歳)、向学心が高くないように見える(高卒多数、お話が通じにくい)
- 環境:成熟事業のため、データサイエンスに明るい上司の不在、人間関係重視、スピード感なし、安定しすぎた環境で変化を求めない、技術よりもビジネス優先・事例展開重視のため技術がないがしろになる懸念(社内政治重視)
■今回の転職で実現したいこと
- 最新のスキルを、速いスピードで、周囲から吸収できる環境に身を置く
- データサイエンスのキャリアモデルを作る
- QOLの向上(家族含む)
転職活用ツール
本3冊、マンガ1作品、そしてリクルートエージェントです。
本とマンガついては、次回紹介します。
なぜリクルートエージェントだったのでしょうか。理由は以下です。
- 就活の時にサービスを利用していたから。
- 新卒エントリーして当時の面接官がお話ししやすかったので好印象だったから。
- 対応が迅速で最初に会ったエージェントが話しやすそうだったから。
言葉を選ばずに言えば、結局エージェントは手段であるので、もはや「えいや」と決めたもん勝ちだと思います。
注力すべきは、職務経歴書や面接でのアピール内容を考えること、
あるいは本職の仕事自体に時間を割くことということです。
ええ、主観です。
悩んでいる間に機会を失うよりは、さっさと動こうと思った次第でした。
利用できるものは利用しましょう。
転職に関する疑問と回答
一問一答風に、クイックにエッセンスを回答します。
ええ、俗人的ヒューリスティックです。
-
転職エージェントの実力は?
当時エージェントさんが担当していた転職希望者は120人。
そのうち40人が本気で転職活動をしていたとのこと。
-
自分は何をやりたいか?
明らかにするために、まずはマストとベターを整理すること。
そのマスト事項が今の会社でできるか否かを考える。
ここで描いたキャリアパスは、転職活動中になるべく変えないこと。
-
やりたいことが曖昧な場合は?
転職活動しながら決めていけば良い。
外を見ることで初めて、今の立ち位置、どれだけ恵まれているのか相対的に理解できる。
海外旅行に行ったとき、どれだけ日本が良い国なんだと思ったことか。
-
スキル(基礎、技術)の考え方は?
時間軸で、何年後にどうなっていたいか考えること。
今のスキルは10年経ったときの汎用性があるのかを見極めておくこと。
-
たくさん受かったらどうしよう?
内定とっても転職なら断ってもいい、ただし理由は聞かれる。
半年から1年で、企業側のデータ消えるらしいので、1年後以降に再び受け直せば良い。
-
ついていけなかったらどうしよう?
スキル活用側の意見としては、ついていけないならそもそも採用されない。
採用する側はついていけると判断した場合のみ。
今のスキルが社外で通用するかを知るための転職活動とすれば良い。
-
知人紹介はどうだろう?
いわゆるリファーラルだが、知人なので断り辛い。
色んなセミナーもある、面接前に勉強すればいい。
知人に聞いたり、動いて情報を取りにいく姿勢が、その企業への熱量に繋がる。
(これに関してはリクルートエージェントの言い分で、今となっては知人紹介を受ければ良かったと思う。もし私の今の会社に興味がある方がいたら、ぜひご連絡いただきたい。)
-
なぜこの時期にコンサルなの?
コンサルは2020年1月時点ではベストのタイミング。
なぜならコンサルの需要がとても高く、人員も不足しているので早く人員が欲しい状況。
コンサルは通年で人を探しており、優秀の人いたらプールしたい。
事業会社から転職する人に期待することは、社会人基礎、論理スキル。
コンサルは大手の方が良く、ベンチャーは即戦力が求められる。
ウェブ系は基礎スキルと即戦力の中間。
専門家の採用は即戦力が求められる。
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応募時期の狙い目は?
人事が忙しい(4〜6月、10〜11月)
ライバルが多い時期(1月、9月ボーナス後)
目安…11〜12月には企業に応募、年明けに結果待ち。
人事による書類ジャッジを空いている時期にしておくことがポイント。
-
転職活動の最初の一歩は?
求人見る、お気に入りか応募しないか選別、応募する。
- まずはエージェントから私にちょっとでも合うかもしれない企業50〜100社の求人を紹介される。
- そのうち、20社お気に入りに登録。
- 常に、5〜10社応募している状態を維持する。
私の場合、コンサルかデータ分析どちらかを希望だったが、どちらかだけ受けるのはやめた方がいい(後で隣の芝は青いと後悔しがちなため)。
-
事業会社からコンサルって怖くなかった?
初めは怖かったし、何度か面接した企業の中には、イメージ通り理詰めゴリ押しもあった。
しかし今の転職先のように、話し方が落ち着いていて穏やかなタイプのコンサルもいることに驚いた。
-
面接のエピソードについて何か助言あります?
お話には具体性を持たせる。
特に、スキルの部分の具体例によって自身の働き方をイメージしてもらうこと。
売上、どんなラインか、年間作ってる製品、不良の撲滅の数字等。
-
リモート面接どうしよう?
転職活動中は最終面接含め、全てリモート面接。
あらかじめ「どうしても話したいことを忘れてしまわないために、メモを表示しています」と伝えた会もあった。
それが良いか悪いかではなく、それが合っているのか合っていないのか、
許容してくれる企業なのかどうか。
-
通訳つけますかと聞かれたがどう答えよう?
私の場合外資系企業なので最終面接が英語。
そこで、通訳つけますかと聞かれたので「つけてください」と告げた。
先方からは「通訳有無で選考を左右しません。むしろ通訳をつけないで言いたいことが伝わらないことがデメリットになると思います」とおっしゃっていただいた。
もちろん企業が求める人材が英語力必須の場合は、通訳なしの方が良い。今回の場合は、英語力はNice to have(オプション、あるに越したことは無い)だったということ。
結局通訳さんをつけていただき、面接は以下の繰り返しだった。
- 面接官が英語で話し、
- それを私が直接聞き取り日本語で答えて、
- 通訳者に訳してもらう、
- そして再度面接官が英語で話す。
面接官が理解力があり、寛大だったということ。
-
転職エピソード概要
詳細は省略しますが、私は記憶力が著しく低いため、
イメージで覚えようと図示していたものを掲載。
事実、意味、意思で人は動く。
かつての役員の受け売りです。
-
面接のエピソードの作り方は?
就活の時と基本的には同じだと思うが、
大きく違う点は、面接官も同じ社会人。
したがって、ビジネス上のプレゼンと同じことが求められる。
よって論理性は前提として、以下Tips。
メッセージでインパクトを与えることができる。
インパクト=印象×影響度×納得感
ここで、そのための準備として、マイストーリーを紹介します。
マイストーリー(親近感、信頼感を得るためのストーリー)
- 状況設定
かつての自分が置かれていた状況をなるべく端的に示す(冗長にならない)
商品の場合は、商品が生まれる前の状況など
- 状況変化
自分が変わるきっかけとなった出来事を示す
学業や仕事の失敗や人間関係の変化など
- 向かうべき未来
自分が困難を乗り切り、成長した結果、どんな良いことがあったのかを示す
商品の場合は、どれだけ顧客を喜ばせることになったのかという現在の姿など
- 成長プロセス
状況変化に際して、自分がとった行動、実践したスキルやノウハウ、得られた経験を示す。商品の場合は、開発過程
- 困難な状況の克服
成長の過程でぶつかった壁をどう乗り越えたかを示す
- 読後感
人や商品に対して人間味を感じ、親近感を覚えている
この人、モノなら大丈夫という信頼感
(私の例)ある製品の不良検知
- 状況設定
シチュエーション…長年真因がつかめなくて苦戦している「XXX工程」のYYY不良
登場人物…私、ベテラン先輩、次長、部長、解析課、副社長
- 状況変化
重要会議で副社長へ報告の場
副社長はもともと本不良を知っており、苦戦していることもわかっている
何としてでも食い止めたい不良
データが取れてきたが解析方法が定まっていない状況だったため、役に立てると思った
- 向かうべき未来
解析がうまくいき、不良を検知できることを副社長へ報告できること
- 成長プロセス
部長から直々に声がかかって、解析係として任命される
XXX工程のプロであるベテラン先輩と、データ解析の結果と技術の紐づけを議論、進捗を次長へ報告議論を繰り返す
以下の3点にこだわり業務推進
(1) 小さなマイルストーンを設置し、担当者レベルで進め方を相談するアジャイル的推進(ベテラン先輩、次長)
(2) 固有技術(工程・解析)のキーマンとFace to Faceでの積極的会話(ベテラン先輩、解析課)
(3) 関係部署の上司を含めた意思決定(次長、部長)
- 困難な状況の克服
不良は可視化できたものの、ロバスト性が欠ける懸念(センサーの最大値のみで不良と判断)
そこで、本社の解析のプロである解析課へ相談し、不良検知手法を確立し、部長へ報告
その結果をもって重要会議で副社長へ報告し、「ここまで検知できるようになったんだな」と評価された
- 読後感
アジャイル推進、FaceToFace、上司巻き込みがデータ解析業務の進め方で重要であること、
その中で、解析のスキルの向上に集中できたことが良かった
そして、結果が評価されたことも非常に嬉しい
内定後に自身の整理すべき観点
なんとか最終面接で内定をいただいた後、
転職するべきか、やはり今の会社に残るべきかを考える上で、
整理すべき観点は以下でした。
これを総合的に比較した上で、転職することを決断しました。
すなわち、価値観の再確認です。
私にとって本当に大事ポイント 5個
Must:人柄、スキル、給与
Better:個人尊重、WLB
今後のキャリア…データサイエンスで面白いと思うか
なお、転職先の最終面接が英語だったので、その時の比較まとめは以下です。
転職先の惹かれたポイント
これは備忘録的、私の価値観のメモとして残しておきます。
- 面接官の人柄と、より客観的に貴社をとらえている点
- データサイエンスのスキルを高める環境に対する自信の高さ
- 社員の特徴で勉強家が多いという点、データ解析の貢献度が分かりやすい点
- オンライン教育が充実しており働く場所に制限されない点
当時不安に思っていた点と、それに対する現状の考えは以下です。
・ (業界の特徴でもあるが)キャリアパスが手探り状態であること
→確かに手探り。早くロールモデルを見つけたい想い
・全部自分で行うことで分析スキル向上に集中できるのか
→データ分析ができることが前提なので、自ら集中してスキル向上をしないといけない環境。
・優秀な人ほど転職して出て行ってしまう懸念
→転職すること、外に出て行くことが当たり前の世界。今は懸念に思うことすらない。外に出て行くことで、転職先が今の会社のお客さんになる、ブランドが広がるという考え方。
・スピード感に置いていかれそう
→間違いない。ついていくことに必死。
・インプットとアウトプットのバランス(勉強と業務、技術とビジネス)
→大量のインプット前提で即アウトプットが求められる。慣れない業務かつ私の能力不足で、日々仕事に追われている印象。その上、常に勉強し続けないと次の仕事がもらえないのではないかという不安。バランスとか気にしている場合ではない。
・期待と現実の調整(過度な期待による圧力)
→確かに未だに私に対する期待があるのか疑問に思う。なんなら、皆様優秀すぎて、なぜ私が採用されたのかわからない。とりあえず仕事が始まる際、私に対する期待と役割を確認する対話が行われる。
面接前に用意していた質問集
質問は、自分が明らかにしたいことを問うことが目的です。
したがって先程「私にとって本当に大事ポイント 5個」が面接企業にあるのかを確かめるための質問集となっています。
面接で仮説検証を行うということですね。
(共通)
・業務フォローの圧力
・期待値コントロール
・付加価値
・投資対効果
・意思決定への影響度
・案件をやらない決断をすることはあるのか
(個別)
・残業、有給消化率、ボーナス
・誰とコミュニケーションとることが多いか
・(社長の)ビジョン
・社員に会いたい
・相反するベンチャーとワークライフバランス
・経営理念はどうやって作ったのか
・粗利益は?→40%が社員に払われる
転職報告の伝え方
さて、転職することを決めて、今の会社にどう伝えるのでしょうか。
まず角が立たないように、スムーズにことを済ませるために、転職報告は順序は肝心です。
直属の上司、その上の上司、そしてその上の部門長です。初めの段階では同期や友人には伝えないようにしましょう。
間接的に上司などの耳に入ってしまうリスクを避けるためです。
伝え方のポイントは、次の6点です。
①「即、本題。会議室マスト、1on1。他者に知られない」
具体的には、私は以下のように伝えました。
「突然で申し訳ありませんが、転職したいと思っています。次の入社日も決まっていまして、○月○日ですので、○月末での退職を考えています」
②理由はあくまで個人の都合
入社前から自分のキャリアパスを考えていた、
タイミング的に今だった、
うちじゃ叶えられない、
迷ったけど申し訳ない、
意思は変わらない、
理解をお願いします、
等の言い方をしました。
私「大学院の頃からある程度キャリアプランは考えていたんです…」
上司「なるほど、もともと計画していたのなら仕方ない」
私「事業会社を経て、上流(コンサル)にいくことで納得のいく提案ができると思いました。」
上司「そうだな。いつか相談に乗ってもらう日が来るかもな。アハハ」
私「アハハ」
是非ともマネージャーになった際にはお仕事のチャンスをいただきたいです。
③次決まっていると言い切る
次の入社日がXXだから、YYまでに…
(退職日の3ヶ月前が理想らしいです)
ここが重要で、もう転職が決まっていて覆す余地がないことを伝えます。
④会社名はなるべく言わない
業界や場所くらいは良いと思いますが、余計なトラブルを避けるためです。
⑤引き継ぎ先を提示
「例えば●●さんに引き継ごうと思っています」
引き継ぎする際には、すでに上司たちの承認を得たあとです。
⑥エビデンス残す
インビテーション、会議案内、メール等を送信することで文字として残しておきます。
言った言わない論争は不毛です。
直接伝えた後に、念押しでメールします。
【解説】転職報告
ここで冒頭のリアルタイム転職報告の解説を行います。
登場人物
明智光秀 私
織田信忠 課長
森蘭丸 次長
濃姫 秘書
豊臣秀吉 副部長
織田信長 部長
解説付き全文
令和弐年 弥生
2020年3月
6:50 「敵は本能寺にあり」光秀は呟く
6:50 「敵は本能寺にあり」ツイートする
7:15 明智光秀、出陣
7:15 家を出てチャリで会社へ向かう
7:50 緊張のせいか織田家の紋章を落とす
7:50 名札につけている「工場限定缶バッチ」が落ちる
7:55 大太鼓で自らを鼓舞しつつ入門
7:55 BGMはAvengers「Portals」で入門
8:05 織田信長の存在を確認し誰にも合わず自陣へ待機
8:05 織田信長 部長の車を確認し、自席で待機する
8:25 火を放つ準備を始める
8:25 会議室を開錠
8:30 緊張するも精神統一
8:30 緊張するも精神統一
8:35 螺貝が鳴り戦いの火蓋切って落とされる
まずは織田信忠を急襲
8:35 ラジオ体操のチャイムと共に織田信忠 課長へ会議案内送信
タイトル【報告・相談】、本文なし
8:50 織田信忠と一騎討ち
8:50 織田信忠 課長へ報告「おめでとう、歓迎するよとしか言えない」
9:15 織田信忠、敗走
9:15 織田信忠 課長、論破
若干動揺してるように見えた(その後、織田信忠 課長は私の席の隣の同僚と苛立ちながら多変量解析についてトークしていたため)
12:50 敗走したと思っていた織田信忠の反撃に遭う
12:50 織田信忠 課長からの留保(引き留め)にあう
13:05 槍、弓矢等で攻撃するも今までの戦歴の経験から華麗に全てかわし余裕で撃破
13:05 あの手この手で説得しようとするも転職活動での面接で慣れていたため余裕の論破
14:00 森蘭丸への攻撃を開始
14:00 森蘭丸 次長へ会議案内送信
15:00 森蘭丸と一騎討ち
15:00 森蘭丸 次長への報告「残念で仕方がない、もう余地なしってことかな?」「はい、すみません」
15:45 森蘭丸、最後まで粘るも意志は固く撃破
15:45 他の部署を勧められるも意志は固く論破
16:55 織田信忠 課長、森蘭丸 次長への報告のエビデンスとしてメール送信
17:00 織田信長および濃姫への攻撃はタイミングが合わず今宵は一時退避。なお豊臣秀吉には伝わった。本能寺を燃やすことはできたものの、トドメを刺すことはできなかった。
17:00 退勤。織田信長 部長および濃姫 部長秘書へは後日伝えることを心に決める。なお既に豊臣秀吉 副部長には伝わっているらしい。転職する意思は伝わったものの、織田信長 部長へは報告できなかった。
上記の続きをご覧ください
あれから3日後。
本能寺の変、ここに終焉。
そして、織田信長 部長の最後のお言葉。
「これから正に必要とされる場面が増えてくるから、もう少し頑張ってくれたらよかったのにと思う。データ解析の市場はこれから増えていくのは目に見えてて、そこに早く目をつけたんだな、ということは理解できる。まぁ頑張れとしか言えない」
とのことだった。
目の奥は非常に怖かったものの、なんとかご理解いただいた。
ようやく転職報告がひと段落ついた。
それからは、噂はあまり広まらず、引継ぎを行う人にだけ伝えていた。
そして正式に皆様の前で転職報告をさせていただき、無事に最終出社を迎えることができた。
完
終わりに
いかがだったでしょうか。
転職のリアリティが少しでも伝わり、お役に立てれば光栄です。
繰り返しになりますが、上記は個人的な特殊体験であって、これが一般的な法則ではありません。
自ら考え主体的に行動することで、納得する働き方を目指したいです。
次回は、転職に大いに役に立った本3冊およびマンガ1作品について紹介します。
お楽しみに~
はまを