ミーハーはまを言霊ノート

データ分析を頑張る30代パパ/セルフリファレンスの権化が人生の指針/淡い淡い夢はメディア露出

全世界興行収入についてPythonでぬるぬる動く棒グラフを作ってみたら実写版ライオンキングが意外と強かったよってお話

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

よく見かける、ぬるぬる動く棒グラフをずっと作ってみたいと思っていました。

 

そこでサクッとググった結果、以下のブログや記事を参考に、

 

1977年から2020年までの、全世界の映画興行収入ランキングトップ10の推移を可視化しました。

 

本記事では、Pythonで簡単に動く棒グラフの作り方がわかります。

 

なお、ぬるぬる動く棒グラフは、Bar Chart Raceというようです。

 

まずは、このグラフの読み方について考察します。

 

 

参考にしたブログや記事

pythonでbar chart race

qiita.com

 

・Bar Chart Race

www.dexplo.org

 

・Creating Bar Chart Race Animation with Python

towardsdatascience.com

 

タイタニックのレベチとアバターの台頭

 

データ取得を開始した1977年から、まずはスターウォーズシリーズ、E.Tが強い時代でした。

 

その後、ホームアローン、アラジンが現れた直後、

 

ジュラシックパークが襲来し2位と約2.5倍の差をつけてのトップに躍り出ます。

 

さらにその直後にライオンキングも僅差で2位に浮上し、2強の時代になります。

 

しかし、1997年、タイタニック現る。

 

タイタニックが2位のジュラシックパークの2倍以上でトップになりました。

 

その後、12年間トップの座に君臨し続けました。

 

3D映画元年とされる2009年。ついにタイタニックを抜き去ったのが

 

アバターです。

 

 

アベンジャーズの歴史的瞬間

 

2009年から10年間、どの映画もアバタータイタニックの2大巨頭にはかないませんでした。

 

スターウォーズエピソード7、ジュラシックワールドも叶いません。

 

しかし、2019年。

 

アベンジャーズエンドゲーム

 

歴代興行収入トップになりました。

 

私はエンドゲームが公開されて以来、この歴史的快挙を日々更新していく様を日々ウォッチしており、

 

それはそれは喜びました。

 

filmarks.com

 

意外なワイスピ7 と実写化ライオンキング

 

さて、ここで2020年の興行収入トップ10を切り取ってみてみます。

 

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マーベルシリーズ、アバタータイタニックスターウォーズシリーズ、ジュラシックワールド、アナ雪と、

 

おなじみの超有名作品が名を連ねる中に

 

7位のライオンキング(実写版)、9位のワイルド・スピード SKY MISSION(Furious 7)があります。

 

これは意外ではないでしょうか。

 

いったい、なぜでしょうか。

 

ええ、わかりません。笑

 

考察が薄くて申し訳ありません。

 

ただいずれの作品も、世界的に有名であることはわかります。

 

私は鑑賞したことがありませんが、ワイスピシリーズは全8作ほどありますし、

 

ライオンキングはおなじみネズミーランドの重鎮で、

 

私の大好きなハンスジマーさんがアカデミー作曲賞を受賞したり、ミュージカルになったりしています。

 

しかし、この興行収入の額が思いのほか高かったことに驚きました。

 

 

映画業界の市場規模拡大の様子

 

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データ取得を開始した1977年から、2020年までに映画業界の市場が拡大していく様子が見て取れます。

 

5年ごとに、興行収入トップ10を合計したものを以下に示します。

 

棒グラフが年々高くなっていく様子と、その上がり方がやや落ち着いていく様子が見て取れます。

 

特に、トップ1が入れ替わった1997年タイタニック、2015年アベンジャーズ1作目ではグンんと棒グラフが高くなっており、

 

歴史的瞬間は10年ごとに起きていることが分かります。

 

2001年~2005年でもグンと上がっていますが、

 

ハリポタシリーズ、ロードオブザリングシリーズ、スターウォーズエピソード1からシリーズがけん引しています。

 

やはりシリーズものは稼ぎ頭になるようですね。

 

アベンジャーズエンドゲーム以降、MCU(マーベルシリーズ)以外の新たなシリーズものが出ることを期待します。

 

 

一番めんどくさかったのは手動データ収集

 

今回の動画はPyhtonで作りましたが、作っているもの自体はシンプルですし、パッケージを利用しつつブログや記事を参考にしたので、

 

そんなに難しいものではありません。

 

むしろ一番面倒だったのは、全世界興行収入のデータを集めることでした。

 

データ収集は、Webスクレイピングでスマートに収集したかったのですが、

 

権利関係で不安に思ったので、手動で以下の「Box Office Mojo by IMDbPro」のホームページから一つ一つコピペしました。

 

www.boxofficemojo.com

 

1977年から2020年までの44年分、各年のページに行きコピペします。

 

前処理8割という、データ分析の構造的課題が体験できました。

 

できればここにデータをtxtとかにして貼付けたかったのですが、はてなブログで折り畳みの記事を書くのが若干面倒だったので、いつかできたら追加してみます。

 

 

分析コード

 

環境はGoogleのColabを利用し、

 

Bar chart raceというパッケージがあるので、こちらを利用しました。

 

コードは以下を参照ください。笑

 

丁寧に解説されているので、とってもありがたいです。

 

qiita.com

 

 

終わりに

 

いかがだったでしょうか。

 

趣味を題材にすることで、データ分析やプログラムのモチベーションが上がります。

 

いつかやりたいことは、私の映画レビューを学習させて、私自身が「どんな感情になりたいか」に答えるためにどの映画を見るべきかレコメンドしてくれるものの開発です。

 

ただこれを開発して私最適な映画を見れるようになることと、

 

とりあえず新しいものを見るミーハーでいることは、

 

若干相反するものになってしまうのかなと危惧します。

 

まぁいつの日になるのやら、ですね。

 

 

hamawwo.hatenablog.com

 

 

はまを

700作品鑑賞した元映画館スタッフがおすすめする映画レビュー6選

 

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

前回、映画レビューに関する考え方について書きました。

 

 

 

これまで700作品以上を見てきており、学生時代は年間70作品程度見ておりました。

 

大学1年生の頃は45日程度の夏休みで、65作品を見ました。

 

私は、「趣味は映画レビュー」と言いたいミーハーです。

 

こんな私がものすごく面白いと思ったトップ3の映画と、

 

(重複を除く)私のレビューの反響が多かった映画トップ3について、

 

各々のレビューを紹介します。

 

長駄文となっておりますこと、ご容赦ください。

 

映画鑑賞直後に書いたものですので、直感的、細かい観点多めです。

 

また、**********以降、若干のネタバレが含まれることがありますので、ご注意ください。

 

レビューの構成は、以下の通りです。

  • Filmarksリンク
  • (レビュー)
  • Twitter用に140文字で記述後、思ったことを記述。

 

面白い3位:バーレスク(2010)
バーレスク - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 面白い2位:アベンジャーズエンドゲーム(2019)
アベンジャーズ/エンドゲーム - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 面白い1位:オーシャンズ11(2001)
オーシャンズ11 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 

レビュー反響大きい3位:ようこそ映画音響の世界へ(2019)
ようこそ映画音響の世界へ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 レビュー反響大きい2位:ボヘミアンラプソディー(2018)
ボヘミアン・ラプソディ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
 レビュー反響大きい1位:テネット(2020)
TENET テネット - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

 

各レビュー

 

面白い3位:バーレスク(2010)

filmarks.com

 

(レビュー)

バーレスク。「義務感で見てるの?」同期に言われてハッとした。最近、見た映画数を上げるために見ていたかもしれない。嗚呼これが映画。最高。アギレラ!サントラで何十回聞いた。それでもやっぱりイイ。心躍った。エンドロールが秀逸。絶賛私の中においてミュージカル映画の金字塔だなと思いました。

 

**********

好きな映画は何度も見たくなる。

 

夜のサイレンがアメリカ感表現するのにぴったり。

メイクの伝承。

ぜひこういう舞台やショーの本場を見に行ってみたい。

いやはやさすがAguilera。

 

たしかにセクシーだけど、それも含めて好き。

成功者は自惚れる

いちいちテキーラ、ショット、ウイスキーが似合う。いいなぁ。

アリよりニッキの方が素敵。ジャックはいただけないなあ。

 

スーパーベタなサクセスストーリーがとっても好き。

 

映画館で見たかったな。

 

追記**********

まさかのニッキ役のクリスティン・ベル、アナ雪のアナじゃん。

そらヤベェに決まってるわ。

 

**********

 

【好きなセリフ集】

 

So Alice, welcome to wonderland.

 

" Tell me a lie. "

" I don't love you. "

 

I need a tough lover.

 

ーExpress

" It's passion, and emotion, It's fashion, Burlesque. "

 

Hello.

 

I am far from over

You haven't seen the last of me.

 

Life is about the choises you make.

 

He is gorgeous.

 

Water, don't wanna hangover.

Want cookie?

 

I'm about to you.

 

John is my mother's name.

 

" I have just a cure. "

"What's that? "

" Me. Why don't you come over for a dinner? "

 

" I will never give it up. "

" There she is. "

 

" I've been looking for you. "

" Well, you found me. "

 

Lemme hear say. "YEAH!! "

 

以下、1回目鑑賞後**********

バーレスク。コレ私すごく好き。めっちゃいい!確かに最初は下心も無きにしも非ずだったけどwwしょっぱなから音楽すばらし。テスの(口パクの)歌のとこで泣きそうになった。空中権とかめっちゃホットな話題wもうほんっと音楽って素晴らしい!ほんとにミュージカル見たい!

 

 

面白い2位:アベンジャーズエンドゲーム(2019)

filmarks.com

 

(レビュー)

Avengersエンドゲーム。2回目はIMAX3D 。最初から妥協せずIMAXで見るべきだった。私が過去700作以上見てきた中で、本シリーズはトップ2。(1位は私の映画の原点オーシャンズ11なので生涯変わることはない)平成最後に引き続き、令和最初の映画。アベンジャーズに出会えて心底良かったなと思いました。

 

**********

 

言わずもがな、令和史上最高傑作。

 

サントラ、トレーラー、メイキング、インタビュー、パンフレット(特別版)、Infinity Warサントラ、ネタバレあり解説、グッズ、映画館4件(グッズ探し)…満を持しての2回目。

 

やはり、10年という年月は、重い。

 

それを統合するKevin Feigeのすごさ

 

私が問答無用で好きなのは、それぞれの歴史がありつつ、壮大な演出とBGMがシンクロしたとき。

 

つまり、例の台詞のシーン。

 

 

細かい点に気づくことができた。

 

女性社会の進出とか、指パッチンの理屈とか。

 

例の待望の台詞で、泣きそうになった。

 

ファン理想の結果。

 

例えばフォースの覚醒は、過去3部作品のオマージュシーンが「一部」ちりばめられていた。

 

しかし、本作においては、一言一句、一挙一動、「全部」がオマージュシーンといっても過言ではない。

 

**********

 

Avengers Assemble

 

I am inevitable

Then I am Iron Man.

 

proof that tony stark has a heart

 

以下、1回目**********

 

Avengersエンドゲーム。終わってしまった。喪失感。映画史に残る一大スペクタクル。アクションヒーローの最高傑作だと思う。鳥肌。やはり音楽が頭に残る。1シーン1シーンの情報量が多かった。平和とは。ありがとうアベンジャーズ。私たちが変えることができるのは、今その瞬間と未来だなと思いました。

 

**********

 

愛と正義の英雄たち

 

初期のスターウォーズ三部作が完結した当時、映画館で見ていた人たちの気持ちと、おそらく同じような気持ちだと思う。

 

それに匹敵するほどの、超大作の終焉。しかもこの平成の終わりに。

 

あるいは、ONE PIECEが終わる時、こんな気持ちになるんだろうな。

 

思い入れが強過ぎる。

 

 

自分の目で「選んで」映画を見たものの中で、一番好きな映画。

 

それこそスターウォーズやディズニー、あるいはハリーポッター等は、少なからず親や友人、世間の人々の影響で、気づけば存在していた。

 

しかし、Avengersは、アイアンマンから始まり、直感的に「カッコいい」と感じ、自らの意思で選択して見始めた映画。

 

 

人生初の北米出張の際、初めての会議で緊張していたが、Avengersのマグカップを見て

 

"That's Avengers, right? "

 

と話しかけ、なんとか打ち解けることができた。

 

Avengersが全世界共通であることを実感した瞬間だった。

 

 

色々と疑問は残る。

 

それでも、過去作品を一つ一つ見返して、解決していこう。

 

一つ一つ、楽しみにしていこう。

 

確実に後世に伝えるべき映画。

 

**********

 

あるべき姿のサノス。

 

ありのままのアベンジャーズ

 

理想と現実は時として二律背反。

 

だから、迷う。だから、苦しむ。

 

弱さを知ってこその強さ。

 

そんなヒーロー達みんなの名前を呼びたくなる。

 

Marvelの父、スタンリー。

 

ありがとう。

 

アベンジャーズ

 

ありがとう。

 

過去は変えられない。

 

未来を変えていこう。

 

 

エンドロールがまさにEndGameだった。

 

もちろん帰りのご飯はチーズバーガー。

 

同時に、これを聴かずにはいられない。

 

Alan Silvestri

 

"The Avengers"

 

**********

 

Avengers, assemble

 

I am iron man

 

I love you three thousand.

 

 

面白い1位:オーシャンズ11(2001)

filmarks.com

 

(レビュー)

小学生のころ映画館へ尊敬する先輩に連れていってもらった。映画好きの原点になった作品。能力の掛け算、すなわち誰か一人が欠けたら結果はゼロ。一人が足を引っ張っても結果は低くなる。まさにチームプレー。ラスベガスへの憧れ。ジョージクルーニーのリーダーシップ。なんといってもDavid holmesのBGMがエゲツない。ベース音が好きになった原点でもある。

 

 

ジョージクルーニーになりたい。

 

この作品を見て、Las Vegasに行きたいと思い、そして念願叶ってベラージオの噴水を見たとき、

 

「あ、夢叶った」

 

って思った。

 

感動した。

 

そんな私の価値観の原点が詰まった作品。

 

**********

 

"Danny Ocean"

 

The Bellagio , The Mirage, and the MGM Grand

 

"My name is Lyman Zerga."

 

"The man is robbing you."

 

追記**********

 

宇多丸氏がムービーウォッチメンにて述べていたコメントで

 

圧倒的に共感した言葉は以下の通り。

 

 

気軽に楽しめる娯楽作

 

大人の男たちの粋な遊び

 

古き良きゴージャスなエンターテイメント感

 

ジャズファンクバンド

 

 

極端にハラハラしないところがキモ

 

実は計画通りでした、はい、お疲れ様でーす感

 

あらゆる面で軽い

 

 

優雅さ、ゴージャスさ、粋さ、スムースさ

 

が何より優先の遊戯感

 

 

レビュー反響大きい3位:ようこそ映画音響の世界へ(2019)

filmarks.com

 

(レビュー)

ようこそ映画音響の世界へ。最高。音に着目してきてよかった。自分の価値観が肯定された気持ちになる。作りがとっても論理的で心地よい。原題も秀逸。音は次元を深めるといっていたが、まさにそれが映画になった。本ドキュメンタリーと「すばらしき映画音楽たち」はセットで見るべきだなと思いました。

 

**********

 

自分の価値観マウンティングをしてしまって申し訳ありませんが、

 

感じることができたこの感動を記しておくことは重要だと思うので、

 

以下記載させていただきます。

 

 

映画の構成要素は音と映像に分類され、

 

音もさらに「声、効果音、音楽」に分類される。

 

今まで「音」といっても、音楽にしか着目していなかったが、

 

論理的に分類されていたため、非常にわかりやすかった。

 

 

こういう作品を見ると思うのは、この作品自体が内容の一部になっているということ。

 

つまり一般に皆さまが「説得力」という言葉で表現し、

 

私がいうところのいわゆる「自己言及性」で表現している点。

 

物語の内容という「ナカ」よりも、こういった作り方や流れといった「ガワ」に着目してしまうのは、

 

私の性格上仕方ないことで、共感力がない評論家気取りと思われる所以でもある。

 

 

私が物語より音楽に注目してきたのは、共感力が低いからで、

 

むしろ音楽から想いを読み取る力が自分にはあることを確信した。

 

根は論理より直感派。

 

 

内容の点では、特にMusicパートからは鳥肌が止まらない。

 

ブラックパンサーも、インセプションも好きすぎて、

 

こういう専門家たちからも評価されている点で、

 

自分の価値観も専門家から「あなたの評価は正しい」と言われている気持ちになれた。

 

 

ジマーさんが出てきたとき、思わずニヤケが止まらなくなりました。

 

確かに前半は歴代猛者の伝記的なところがあり冗長感はあるような気もするが、

 

そんなことは取るに足らない揚げ足。

 

とはいえ、すばらしき映画音楽たちの方が好きなのは、

 

ジマーさん、ジョンウィリアムス万歳な映画「音楽」メインである点。

 

 

※すばらしき映画音楽たちの感想

filmarks.com

 

見る前は「音楽」に着目していたが、

 

この映画はどちらかというとそれの上位概念の「音」の作り手に着目していて、

 

そこは期待とは若干のギャップがあった。

 

こういうところに気づいた、

 

ここは面白かった、

 

というような感想を言い合いたいと心から思える、

 

間違いなく私の価値観の一部とも言える素敵なドキュメンタリーでした。

 

**********

 

Making waves

 

追記**********

 

確かに歴史物といえばそうだが、

 

エンディングの生き生きとしたアンビエンスは映画の魅力そのもの

 

 

レビュー反響大きい2位:ボヘミアンラプソディー(2018)

filmarks.com

 

(レビュー)

ボヘミアンラプソディ。震えた。ずっと見たかったと思ってたからこそ、予告や情報をできる限り遮断していて良かった。映画館で観るべき映画。涙腺が緩むあたり、おじさんになったなぁと感じた。よくある苦悩と葛藤話なのかもしれないけど、私は好き。YouTubeQueenのライブ映像を探そうと思いました。

 

**********

 

ボヘミアンラプソディ。2回目。ニヤニヤが止まらない。通常の劇場で観たけど、圧倒的にIMAX一択。批判がしづらい、いわば「グレイテストショーマン」現象が起きてる気もするけど、いやはや最高。色々冷静に見れて聴けて、細かい点に色々気づけてよかった。改めて伝説。脳内リピート必須かなと思いました。

 

**********

 

足が動く。手が動く。

 

頭が揺れる。心が揺れる。

 

パンフ全て読み、サントラ全曲聴き、

 

ライブエイド映像鑑賞し、

 

1986年のWembleyスタジアムでのライブ映像鑑賞し、万全の体制で臨んだが、

 

諸々回収できた。

 

曲が流れる、演奏するタイミングが素敵。

 

以下、1回目**********

 

いやいや最高っしょ。

 

マイケルジャクソンも伝説だけど、

 

バンドってあたりがもうズルいよね。

 

より伝説感増すと思う。

 

1970年代ってあたりからもう。

 

ラジオが好きでよかった。

 

 

音楽体験だった。IMAX

 

おそらく1人で来てたと思われる女性の方々、結構泣いてた。

 

Queenの思い出は、中学時代やたら流れた給食の時間。

 

当時の担任に「ママ〜ウーウウウー」の歌は人を殺してしまった歌なんだよ

 

と教わり衝撃を受けた。

 

あとは、キムタクのドラマ「プライド」のテーマソング。

 

最高だったなぁ〜

 

 

ジェンダーの話、音楽の体験型志向化、伝説。

 

今の時代だからこそ響く映画で、

 

そういう意味ではグレイテストショーマンやシン・ゴジラと似たような印象。

 

 

音って単なる空気の振動なのに、

 

ストーリーが加わることで次元が増える。

 

そこに自分の想いや状況が重なると、さらに次元が増える。

 

これを常々「音の次元が増す」って呼んでるのだが、まさにこの通りだった。

 

泣きそうになった。

 

この感じ、嗚咽を漏らしつつ泣いたライブ

 

「LIVE TOUR 2013 EXILE PRIDE 」

 

に通づるところがあると思う。

 

私は、大勢の観衆が一つになって、各々全員が一点を見つめるその様に感動する。

 

今の時代のライブは、みんなスマホ片手にしてる感じだけど、

 

この時代は違う。

 

両手を上げて、手を叩く。物理的。

 

圧倒的な一体感。

 

バンドメンバー、観衆、支える人々。

 

ラストのためのストーリーが秀逸だと思った。

 

 

久しぶりにパンフレットを買った。

 

こっち来てからは初かな〜

 

パンフを買う基準は、自分の中で話をより深く理解したいと思う時。

 

とりあえずこれからしばらく、通勤はQueen一色でしょう。

 

さ、帰ってQueen聴きながらパンフ読も。

 

**********

 

Let's do it.

 

How beautiful you are.

 

What's the lyric?

 

I decide what I am.

 

Your majesty, Queen

 

Another one bites the dust

 

Hammer to fall

 

追記**********

 

Music Supervisor(音楽監修)のBecky Bentham

 

今まで手がけた有名作品

・Les Miserables

・Sing Street

・Mamma Mia

 

そりゃド好みな訳だわまじで。

 

ベンハーディ、タメだってよ…

 

ブライアンシンガー監督ってユージュアルサスペクツか〜コアな人はハマるやつですな。

 

そういやフレディの部屋に金閣寺のお札貼ってあった。笑

 

フレディが亡くなった年、私は生誕。

 

"What's the lyric?"

 

予告で使われてた

 

やはり重要なシーンだったのね

 

予告最高。

 

YouTubeLIVE AIDあった

 

まじ上がる

 

This is not a biography movie,

 

but pure art.

 

I'm thrilled to watch completed film.

 

BRIAN MAY

 

(パンフレットより抜粋英訳:私)

 

 

レビュー反響大きい1位:テネット(2020)

filmarks.com

 

(レビュー)

TENET。劇場を出て、人がまっすぐ歩いている姿に違和感を覚えたほどの没入感。こういう時間モノは最初から最後までずーっと記憶しておく必要があるためものすごい疲れる。知的好奇心をグッサグッサ刺してくる観後感心地よい。わかった気になりたい、ものすごい面白いと言いたい映画だなと思いました。

 

ネタバレ気味**********

 

1回目は純粋に見たい思いから、純粋に見ました。

 

ガワの話。

 

1年前からずっと楽しみにしていたノーランの最新作。

 

期待値コントロールが難しい。

 

とりま冒頭で「TENET」のタイトルが出てきたときに、ああ回文になってるのね、と一瞬客観的になる。

 

が、そこから一気に没入していったのは、きっと全て音楽、いや音響のせいだと思う。

 

※以下の作品を引きずる

https://filmarks.com/movies/87160/reviews/96745094

 

 

IMAXウーハーエグい。

 

当然映画館で見るべき作品。

 

音楽がジマーさんじゃないのがものすごい悔しい。

 

ロバートパティンソン良いよいよいよ〜!!

 

Audiって逆走でもBMWに匹敵するエンジン積んでるのかな笑ちょいちょいトヨタ車出てきたり、出てくるクルマの種類は配慮してるんだろうな〜。

 

 

ウチの話。

 

正直全てわかったとは言い難い。

 

安易にタイムリープものという括りにするのはもったいないが、あえてそうするとすると、

 

当然インセプションメメント、他作だとハリーポッター3作目のアズカバンの囚人あたりが頭によぎる。

 

ただ、決定的な違いは、単に過去に戻って再度同じ過去を変えていくのではなく、

 

過去に戻って周りが「逆行する」世界を、

 

リアルワールド好きのノーランさんが描いているというところにあると思う。

 

時間モノは、一瞬一瞬の発言や描写がクライマックスの伏線になりうるので、

 

見ていてとっても疲れる。

 

結論を知った今、もう一回見たい。

 

 

今回は私の知的好奇心の根源となる価値観の

 

「自己言及性」「メタ認知」「メタフィクション

 

的な要素は薄いのかなと思うのは、まだ物語全体を理解し切れていないからだと思う。

 

ただ一つ理解できた点は、飛行機が格納庫に突っ込むシーンで

 

「絶対に奴らには気づかれない」発言、

 

この「奴ら」という言葉には私たち観客も含まれているというメタフィクション

 

目線誘導というべきか。

 

 

今、こうして振り返っているとふつふつとその面白さに気づき始めてる。

 

ここは分からなかったんだけど、分からないですいいんだよね?と確認したい。

 

あるいは見逃してるところあるよ、と指摘されたい。

 

例えば、最後は誰と戦ってるんだっけ?とか。

 

もう一回見るか、解説を読むかして、もやもやを解消したい。

 

 

とりま帰りのBGMはTENET一択。

 

ブラックパンサーを彷彿とさせるBGM。

 

普通に運転してて、怖くなりました。

 

 

10点満点にしない理由は、以下二点

 

・伏線含め全て理解し切れていないため

・音楽担当がジマーさんではないため

 

何はともあれ、好きと言いたい作品で、確実にもう一回見ると思います。

 

追記**********

 

エリザベスデビツキさん麗しすぎなのに、1990年代生まれと知ってもう世界は怖い…

 

映画を見た後に、予告編を見返すのが好き。

 

音楽担当がブラックパンサーのルドヴィグゴラソンと知り、納得。

 

そういえば、あの呼吸できないところも10秒だったな〜

 

**********

 

TENET

 

 

まとめ

 

長くなってしまいました。

 

いかがだったでしょうか。

 

上げた6作品は王道も王道だったと思います。

 

前回でも書きましたが、私が映画を好きな理由は、

 

人の考えていること、何を大事にしているか、という価値観が映画を通じて会話できることです。

 

ご意見、ご感想大歓迎です。

 

最近はこのご時世に加え、育児や仕事で映画を見ることが少なくなってしまっていますが、

 

これからも「趣味は映画レビューと言いたいミーハー」であり続けたいと思います。

 

 

はまを

趣味は映画レビューと言いたい元映画館スタッフによる映画の見方

 

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

趣味の一つである、映画レビューについて書きます。

 

filmarks.com

 

映画レビューとは

 

これまで700作品以上を見てきており、学生時代は年間70作品程度見ておりました。

 

大学1年生の頃は45日程度の夏休みで、65作品を見ました。

 

私は、「趣味は映画レビュー」と言いたいミーハーです。

 

結婚式での私のプロフィール紹介の時も、このフレーズを用いました。

 

なぜ、一般的な言葉である映画鑑賞ではなく、映画レビューと呼んでいるのでしょうか。

 

それは、映画鑑賞は受動的に見ることが目的であるとすると、

 

映画レビューは能動的に映画を見た後にレビューや感想をアウトプットすることを指します。

 

私の趣味はこのようにアウトプットすることまでを含めています。

 

また、映画鑑賞というと、半ば一般的過ぎて印象に残りにくいなと思っていました。

 

自己紹介をする際、「趣味は映画鑑賞です。」というと、

 

「へぇ~」程度で終わってしまうことが多くありました。

 

そこで、映画レビューと「言いたい」がために、SNSといいますか、

 

レビューサイトであるFilmarksを始めました。

  

これまで鑑賞してきた700作品以上、すべてにレビューをしています。

 

 

映画館でのアルバイト

 

昔から映画やDVDを見ることが好きでした。

 

その好き度合いが大きくなり、若干の憧れだった映画館スタッフとしてアルバイトをすることができました。

 

最新作も無料で見放題で、それはそれは最高でした。

 

そんなアルバイト生活の序章、アルバイトの面接を振り返ってみます。

 

大学4年生のころ、大学院に進学することを決めたタイミングで、

 

何か新しいアルバイトを始めたいと思い、

 

実家から近い映画館スタッフに応募しました。

 

面接の際、「あなたの好きな映画は何ですか」と問われ、

 

奇をてらって、何を血迷ったか、

 

「ウルフオブウォールストリートです」と答えました。

 

ご存じの方も多いと思いますが、本作はレオナルドディカプリオ主演の映画で、

 

一言でいえば、R18の変態映画です。

www.youtube.com

 

私「いやあ、最近見た映画では断然ウルフオブウォールストリートですね!」

 

私「アメリカンドリームといいますか、男性の欲望を描いた映画、最高です!」

 

面接でこのチョイスは紛れもなく変態ですね。

 

ありがとうございます。恐縮です。

 

当然受かるはずもなく、落ちました。

 

不採用を知らせる電話がかかってきました。

 

「この度は誠に残念ながら、不採用となりました…」

 

しかしそこから私はどうしても映画館スタッフになりたいと思っておりましたので、

 

電話越しではありましたが必死に想いを伝えました。

 

私「本当に映画館で働くことが夢でした!」

 

私「学生がこの後3年間続くので、シフトを合わせることができます!」

 

私「なにとぞ、お願いします!」

 

面接官「・・・」

 

そしてその電話の最後には

 

面接官「わかりました…そこまで言うなら採用です。」

 

不採用を覆して、採用になりました。

 

これってものすごく情熱的&映画好き&武勇伝っぽいですよね!

 

ありがとうございます。恐縮です。

 

filmarks.com

 

 

映画レビューの視点

 

まず映画は基本的に面白いものだと認識しておりますので、

 

映画自体に点数をつける、というおこがましいことは行っておりません。

 

むしろ、映画を見た時の自身の感情の振れ幅を10点満点(ポジティブかネガティブか)で表現しています。

 

点数は私にとって、6点が面白い、8点が語れる、10点が価値観の一部といった基準です。

 

映画自体の評判についても、平均的だと微妙かなと思っています。

 

映画は見たい人が映画を見ているわけで、高くなりがちです。

 

期待値との差という意味では低い評価となってしまうこともあるでしょう。

 

むしろ、評価が極端に低かったり、逆に高かったりする方が、

 

期待値との差は何か、注目されているという意味でいい映画なのかなと思います。

 

例えば、都道府県ランキングを考えます。

 

47という制限の中で、1〜5位はもちろん注目されますが、

 

逆に47位の茨城?栃木?も注目されがちではないでしょうか。

 

むしろ20〜30位くらいの都道府県は逆に印象がない感じになりがちです。

 

そういった意味では、レビューした作品のうち、平均的な6点よりも

 

9点、10点あるいは1点、2点の作品のほうが記憶しています。

 

続いて映画を見る視点ですが、ウチ(中身)とガワ(外身)に分けてみます。

 

ウチ(中身)については、ストーリー内容についてで、基本的には王道やベタな展開好みます。

 

しかし、アルバイト面接のお話から分かっていただけた通り、いたって変態です。

 

ガワ(外身)については、ストーリー構成が自己言及的であったり、

 

好きなキャストが出ていたり、映画音楽とアンビエンスが自分好みの場合、胸がざわつきます。

 

圧倒的に好きな映画監督は、メタ思考を表現するダンディーイケメンのクリストファーノーラン、

 

映画音楽家はハンスジマーです。

ja.wikipedia.org

 

ja.wikipedia.org

 

映画っていいよねって話

 

私が映画を好きな理由は、

 

人の考えていること、何を大事にしているか、という価値観が映画を通じて会話できることです。

 

なぜその映画を見たのかで、相手の興味や動機付けがわかりますし、

 

その映画の感想を聞くことで、その中で何を大事にしているのかを垣間見ることができます。

 

私は相手が何を考えているかを考えることや、お話しすることが得意ではありません。

 

しかし、映画のジャンルからどういう性格の人が見る傾向があるのか把握できると、

 

心が少しだけつながったように思えますし、

 

映画を見た後の感想を聞くのも、とても面白いと思っています。

 

お互いの気持ちを見合うなんて、なんだか変態ですよね。

 

ありがとうございます。恐縮です。

 

最近はこのご時世に加え、育児や仕事で映画を見ることが少なくなってしまっていますが、

 

これからも「趣味は映画レビューと言いたいミーハー」であり続けたいと思います。

 

filmarks.com

 

 

次回は、こんな私がものすごく面白いと思ったトップ3の映画と、

 

レビューの反響が多かった映画トップ3を紹介します。

 

 

はまを

男性育休を取得することとお仕事の話

 

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

過去4回にわたり、新米パパ育休日記たるものを書いてきました。

 

入口はこちら

hamawwo.hatenablog.com

 

 最終回番外編として、育休と仕事について書くことにします。

 

 

ボヤキ

 

「パパにできることといったら、おむつ変え、寝かしつけ、あやすことくらいでしょ。

 

だから長く育休を取ったところで、別にやれることなんて限られているのよ。」

 

育休取得前に、妻からのお言葉を頂戴しました。

 

まったくもってその通りです。

 

限られた範囲のできることを、全力で取り組んでまいる所存です。

 

「最初は分からないことばかりなんだから、仕方ないよ」

 

と妻が私に対して言う一方で、私が最初の一歩を踏み出した瞬間にご指摘(爆撃)いただくことが多いです。

 

まさに地雷爆弾。

 

どこに地雷が埋まっているのか検討もつかず、

 

あっちに行っても爆破、こっちに変えても爆破。

 

爆破を避けてその場にとどまっていても、空中より爆弾の投下により爆破。

 

その場はしのいだとしても、時限爆弾によりタイミングがずれて爆破。

 

ならいっそ、避けることをせず一旦爆撃を受けてから回復するようにしよう。

 

精神は一旦ズタボロになるけれど、

 

レジリエンス力高めて立ち上がる精神力を身に付けよう。

 

立ち上がれ、ニッポン!

 

今日も今日とて積極的に爆撃を浴びつつ、立ち上がっております。

 

 

育休のきっかけ

 

育休を取得したいと思ったきっかけは、弊社で男性育休を推奨している活動の中で

 

以下の冊子を読んだことです。

 

news.connehito.com

 

参考までに、冊子内に記載してある、出産までに2人で話し合っておきたい、

 

夫婦会議の4大アジェンダを紹介します。

 

1.夫婦2人でどうやって育児に取り組む?

 

子供がいる未来を想像して二人のビジョンを明確にしよう

 

2.産後を2人でどう乗り切る?パパは育休を取るべきか?

 

育休を取る・取らないよりも2人の納得度が大事

 

パパ育休のベストな形は夫婦によって異なる

 

産後1年間を俯瞰し2人にとってベストな育休の形を決めよう

 

3.育休中はどう過ごす?家事・育児をどう分担する?

 

負担は2人で分け合うのが鉄則。パパにできないことはない

 

ミッション1:パパ一人で赤ちゃんと留守番をする

ミッション2:パパ一人で赤ちゃんと買い物に行く

ミッション3:パパ一人で赤ちゃんと寝かしつけまでをやってみる

 

4.育休、実際どうだった?職場復帰後はどうする?

 

育休中どうだった?夫婦2人の発見を共有しよう

パパの復帰後を見据えて分担の仕方を見直そう

 

いかがでしょうか。

 

私たちもすべてを実施できたわけではありませんが、

 

ある程度は本アジェンダに沿って実施してきました。

 

これは言えるなと思うことは、

 

育休中は夫婦お互いが支え合いつつ、状況をシェアすることで

 

愛おしい時間を過ごすことができる、ということです。

 

 

仕事の状況

 

育休を取得したい旨は、自分の上司に早め(予定日の半年前くらい)に伝えていました。

 

伝える順序はそれなりに気を使い、自分の上司との相談、

 

それよりも上の上司に相談、そして部門長への相談です。

 

部門長も育休を取得したということで、理解があったものだと思います。

 

とてもありがたいです。

 

また転職して間もないにもかかわらず、快諾してくださった上司にも感謝しています。

 

育休を取得した期間は1.5か月と、やや短めかもしれませんが、

 

それでも会社にとっては従業員一人が休みを取るということで、

 

諸々の調整があったものと想像できます。

 

転職して間もないということで、自分の仕事は引き継ぐことは少なく済んだこともよかったのだと思います。

 

 

これからの育児と仕事

 

妻は専業主婦、私は現状フルリモートワークです。

 

したがって二人とも基本的に家にいることが多いので、娘との接する時間が長めにとれることは

 

恵まれているなと思います。

 

仕事について、長期的キャリアパスと、短期的減給の影響度はどの程度かについては不安があります。

 

4/1より仕事を再開したので、上司に理解を促すために積極的に対話していきます。

 

なお2日現在、仕事ってこんなに時間にシビアだっけと思うほど、目まぐるしいです。

 

過剰に例えるなら

広辞苑を渡されて、「はいこれ15ページのスライドでまとめます。来週中ね。」

的な。

 

なお、朝、昼、夜のごはんのタイミングしか娘を見ることができず、

 

早くもさみしい気持ちでいっぱいです。

 

何はともあれ、育児も、仕事も、対話が重要だと思っています。

 

これからも弊家のCHO(Chief Home Officer)である妻に納得していただけるよう、

 

対話を続けていきたいと思います。

 

 

はまを

男性育休を取得したら家族の将来を想像したよってお話

 

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

3回前、男性育休を取得した主夫としての総括を書きました。

hamawwo.hatenablog.com

 

 

その中で育休をとってよかったと思う理由について3つ記載しました。

 

  1. 育児について、子どもと向き合う時間が長く、パパの自覚が生まれたため。
  2. 家事について、妻が普段行ってくれている家事の全体像が把握でき、私自身できることが増えたため。
  3. 家計について、家族に関する将来像を考えることができたため。

 

今回はその3.家計編です。

 

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、

 

はい、そうです。冒頭と文末はコピペです。

 

さて、この家計についてはなかなかセンシティブなお話ですので、さらっと実施したことについて書きます。

 

気づきや考えたことのメモになりますことをご了承ください。

 

 

ボヤキ

 

ここ数回の記事の主な目的は、育休取得したことのアウトプットをすることで、

 

男性育休取得にネガティブイメージがある方、ママとして育児に奮闘されている方の、

 

少しでも役に立つことがあればいいなという想いです。

 

しかし、あわよくばこうなってくれるといいなという「心根」は以下の通りです。

 

妻に褒められたい。

・パパやってる感出したい。

・アウトプットする勇気を持ちたい。

・家事育児という報酬のない世界からの脱却。

・将来妻や娘に邪険に扱われるようになった時にあの頃頑張ってたなぁとモチベーション上げるための記録。

・優しい世界になって欲しい。

やっぱり妻に褒められたい。

 

今日も、パパ頑張りましょう。

 

 

背景

 

家計を考えるようになった経緯は、結婚した当時にお話はさかのぼります。

 

私は浪人と大学院を経験したことで、通常の大学卒よりも3年遅くに社会人になりました。

 

通常の大学卒で当時仕事をしていた妻のほうが、収入が高い状況です。

 

社会人3年目で結婚し、このご時世になる直前に結婚式と新婚旅行を行うことができました。

 

結婚式は、貯金や収入の状況から、妻のほうが負担は大きかったと思います。

 

結婚を機に妻は仕事を辞め、専業主婦になりました。

 

そして新婚旅行から帰ってきて将来や収入について考えようと思い、

 

エクセルでライフプランシミュレーションを行いました。

 

ライフプランシミュレーションとは、簡単に言うと将来の計画表です。

 

www.jafp.or.jp

 

何歳に家族がどのくらいいて、収入はどのくらいで、ライフイベントごとにいくらくらいかかるかなどです。

 

転職を決意したのも、このシミュレーション結果で将来の収入に若干の不安があったためです。

 

そして、2021年1月に第一子となる娘が爆誕し、再度お金について考える必要があるなと思うようになりました。

 

 

手始めの現状把握

 

今まで金融商品投資信託や債券など)を購入したり、

 

家計簿アプリ(Money Treeを数年利用中)を使って何となく収支を把握しているなど、

 

それなりにお金には敏感だと思っていましたが、知識は断片的でした。

 

そこでまずは全体像を把握するために、以下の本を読みました。

 

書籍『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本お金の超基本

 

副題「節約・貯蓄・投資の前に」とある通り、

 

大まかな全体感を、本当につかむことができました

 

お金には私が行っていた投資という増やす側面もありますが、それ以外にも

 

  • 稼ぐ(出世や転職)
  • 納める(節税)
  • 貯める(毎月の自動貯金)
  • 使う(ローン、毎月の変動費把握)
  • 備える(保険)

 

があることを知り、どれもバランスよく知っていくことが重要だと思いました。

 

 

新たにインプットしたこと

 

上記のお金の6側面(増やす、稼ぐ、納める、貯める、使う、備える)について理解しました。

 

さらに、Youtube両学長リベラルアーツ大学」で興味のある分野を視聴しました。

  

このYoutube両学長リベラルアーツ大学」は、オリラジ中田が紹介しており、

 

すべてを鵜呑みにするというよりは、自分の興味のある分野の概要について

 

直感的に知ることができそうだと思い、視聴しました。

 

そしてここで、最初のライフプランシミュレーションを再度実施しました。

 

近い未来のビッグイベントとして、住宅購入があります。

 

そこで住宅購入を目標に、今すぐできることを考えました。

 

 

すぐ実施した簡単な節約

 

難しいことや専門的なことはわかりませんが、手始めに

 

上記のYoutube両学長リベラルアーツ大学」で紹介されていたことで

 

2つの保険(火災、自動車)を見直してみたところ、

 

実質、年間5.8万円ほど節約できました。

 

まず賃貸住宅の火災保険についてです。

 

今住んでいる賃貸アパートは、某ブルで契約しました。

 

火災保険は某ブルの契約時に紹介された某ChuXX損害保険でした。

 

よくよく契約内容や保障内容を見直した結果、過剰だなと判断し、

 

某ブルの営業担当に確認したうえで、別の火災保険に変更しました。

 

どの火災保険については、こちらもYoutube両学長リベラルアーツ大学」を参考に決めました。

 

その結果、年間8,000円ほど安くなりました。

 

某ブルで契約した保険は変更できることを知り、またちゃんと見直したほうがいいことを知りました。

 

続いて自動車保険です。

 

この4月に自動車保険が切れるため、これを機に再考しました。

 

価格comを利用し一括で見積もりを取得しました。

ssl.kakaku.com

 

ネット保険が段違いで安く、また保証も十分だと判断したので、

 

今の自動車保険を継続せず新たにネットの保険に変えました。

 

その結果、年間50,000円ほど安くなりました。

 

見積もりを取得した中で一番安いものではなく、

 

自転車保険や弁護士特約を付けることができるものを選択しました。

 

この特約(つまりつけたい人だけつけるオプション)は個人の考え方によると思います。

 

上記の保険に関する知識は、書籍『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本お金の超基本』、Youtube両学長リベラルアーツ大学」でインプットしました。

 

 

FP相談

 

最後に、初心者が自力で集められる情報も限られそうだなと思ったので、

 

セゾンカードのFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することにしました。

 

セゾンカードである理由は特にありません。

 

先日ベビーカーを買うためにららぽーとに行ったときに、「お得ですよ」と言われてカードを作り、その特典の中についているものです。

 

hoken.saisoncard.co.jp

 

相談目的は、お金全般について、医療保険について、住宅ローンについて概要を知ることでした。

 

結果、相談してよかったと思います。

 

理由は以下の通りです。

 

  • お金全般について概要を知ることができたから。
  • プロであるFPと対等っぽくお話しすることができたから。
  • 妻が安心してくれたから。

 

ライフプランシミュレーション(これから何年にどんなことが起きて、どのくらいお金がかかりそうか)は

 

先述の通りエクセルで行っているので、これをたたき台として

 

足りないところのアドバイスもらうことで有意義な時間を過ごすことができました。

 

また理由3つ目の妻が安心してくれた、については、

 

説明下手な私がお話しするよりも、わかりやすいFPがお話してくれたほうが納得感があったようです。

 

ただやはり、FPの方は売るべき保険の中で比較検討し、助言いただいているのか、

 

あるいは本当にあらゆる選択肢の中から公平な立場で私たちのために助言いただいているのか、

 

迷ってしまうのが正直なところです。

 

これからも私たち自身で知識を身につけつつ、最適な意思決定できたらいいなと思っています。

 

 

3.家計編まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

お金のことになると、どうしてもすぐ胡散臭い感じになってしまいます

 

なるべくやんわりさらっと流したいと思いましたが、せっかく実施したので書いた次第です。

 

お金について、本当は人生においてとっても大事なことなのに、

 

いまいち知識もなく、インプットしようと思っても友人や知り合いにも聞きにくいものです。

 

損得勘定なしで聞くことができるのは親や親戚くらいですが、

 

先人たちの知恵はその当時の知恵なので、時代に沿ったものなんだっけと疑問に思うこともあります。

 

したがって、書籍やその他ツールで自分でインプットし、判断するしかないと思っています。

 

人それぞれの最適解があるので、助言するほうも難しいとは思いますが、

 

せめて基本的なお金の知識について、小中学校の時から企業が教育をやっていただきたいものです。

 

なお、ステマや広告など一切関係なく、また個人の意見であることをご承知おきください。

 

いつか住宅購入で検討した内容に関する記事も書いてみたいなと思います。

 

ライフプランシミュレーションやお金のことを考える際、

 

家族に関する将来像を考えることができた

 

ことが時間を取って考えて良かったと思います。

 

私は自分で経験することが、一番の説得力と考える節があります。

 

自己紹介で述べた、セルフリファレンスの権化です。

 

※自己紹介を参照
hamawwo.hatenablog.com

 

また有識者の意見を聞くべく、FPにも相談しました。

 

きっと提携保険会社の営業窓口なんだろうな、という想像はぬぐい切れませんでしたが、

 

何はともあれ経験ということで、まずはやってみました。

 

少しでも頭の片隅に残れば、筆者冥利に尽きます。

 

 

はまを

男性育休を取得したら料理するようになって科学だと気づいたよってお話

 

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

前々回、男性育休を取得した主夫としての総括を書きました。

 

hamawwo.hatenablog.com

 

 

その中で育休をとってよかったと思う理由について3つ記載しました。

 

  1. 育児について、子どもと向き合う時間が長く、パパの自覚が生まれたため。
  2. 家事について、妻が普段行ってくれている家事の全体像が把握でき、私自身できることが増えたため。
  3. 家計について、家族に関する将来像を考えることができたため。

 

今回はその2.家事編です。

 

家事というより、料理に関することを書きます。

 

気づきや考えたことのメモになりますことをご了承ください。

 

 

ボヤキ

 

私「育児本に書かれていること、このブログに書きたいことと似ていることが多くて、自分の考えも間違ってないんだなって思った!」

ママ「(テレビを見ながら)へーそう。ってかこの平野紫耀くん、かっこいい時の髪型だ!」

私「(間髪を容れずその感想…絶対私の話聞いてない)確かにかっこいいね!」

ママ「だよねー!」

 

家事を行う上で一番の報酬は、相手への思いやりです。

 

パパは海のような広い心を持ちましょう。

  

タイムスケジュール(再掲)

 

まずは家事全般を把握するために、

 

前回把握した、娘が生後2か月ころのおおよそ1日の、

 

私のスケジュールを再掲します。

 

1日のスケジュール

**********

8:30起床

食器片付け

洗濯物取り込み、たたみ、しまう

加湿器給水

 

朝ごはんの準備

掃除機かけ

ゴミ集め、ゴミ捨て、ゴミ袋セット

**********朝ごはん食べるまでに40分

洗い物1

オムチェン(おむつ替え)、抱っこ

10:00〜12:00自由

 

昼ご飯準備

洗い物2

オムチェン(おむつ替え)、抱っこ

買い物(献立考案、リスト化)

15:00〜17:00自由

お風呂入れ

風呂掃除

風呂沸かし

 

夜ご飯準備(献立理解、材料や器具の用意、切る、入れる、調理)

洗い物3

オムチェン(おむつ替え)、抱っこ

20:30〜21:30自由

ミルク作り

寝かしつけサポート

22:30〜自由

就寝

**********

 

 

現状

 

料理において、今まではパパ(私)の食べたいものに対して、

 

ママが献立を考え、買い物を実施、料理まで実施していました。

 

パパは食べ終わった皿を洗うのみで、時々評価(美味しい!と伝える)係だったと思います。

 

厄介なことに、パパは多くの野菜摂取を希望することが多く、

 

家計のうちの食費が高いというママの認識がありました。

 

課題

 

現状を認識した上で課題を考えてみますと、以下のようになりました。

 

  • A.健康的な栄養バランスを考えたときに、どのくらい野菜を摂取すべきなのか把握できていない
  • B.食費が高い
  • C.献立考案~料理まですべてママ一人で行っており、役割分担が不均衡

 

これらの課題のうち、AとBは保留とし、Cを最重要課題として解決することにしました。

  

 

課題検討

 

課題検討の結果は以下の通りです。

 

課題A.健康的な栄養バランスを考えたときに、どのくらい野菜を摂取すべきなのか把握できていないについて

 

まずは健康的な生活のために、生活の三要素「食事、運動、睡眠」が大事だと考えました。

 

食事については、栄養バランスを保ちつつ、安く抑えたいニーズがあります。

 

運動については、娘とのお散歩と、入浴中のストレッチで対応することにしました。

 

睡眠については、決まった時間に寝るという規則正しい生活、

 

起床には音と光を利用した機器(IoT電球Hue、アプリSleep Cycle)で対応することにしました。

 

ちなみにIoT電球のHueは、メンタリストDaigoが書籍『超集中力』で紹介していた機器です。

 

IoT電球Hueは、時間になると電気をつけるというタイマーをセットすることができたり、スマートフォンで操作できたりします。

 

www.philips-hue.com

 

朝6:30にセットし、起きた時にはライトがすでについている状態で、

 

それなりに気持ちが良いです。

 

ただやはり太陽光に勝る光はないので、陽の光を浴びましょう。

 

さて、生活の三要素「食事、運動、睡眠」のうち、運動と睡眠は対処できそうだったので、

 

食事についてお話を進めます。

 

食事を提供と摂取、あるいは需要と供給として捉えると、

 

まずは需要という側面で、成人の1日の目安エネルギーが知りたくなり、簡単にググりました。

 

こちらのサイトで、成人の1日の目安エネルギーが計算できます。

tdeecalculator.net

 

ただし、これを満たす献立を考えるの面倒!という結論に至り、一旦エネルギーに関しては保留にします。

 

課題B.食費が高いについて

 

食事の供給という側面で、食材を調達することを考えます。

 

食費について世間一般の目安として、月の予算は収入の15%らしいです。

 

ここで、各食材費の把握が必要(固定費、変動費)と考えました。

 

しかしながら、これについても上記を満たす献立を考えるの、面倒!という結論に至り、食費についても保留にします。

 

課題C.献立考案~料理まですべてママ一人で行っており、役割分担が不均衡について

 

役割分担がアンバランスであったことを反省し、いったんパパが料理全般を担当することを合意しました。

 

料理全般を担当することで、私自身が経験し理解したうえで、

 

今後の役割分担について議論していくことができるためです。

 

私の人生の指針、セルフリファレンスの権化です。

 

自己紹介記事を参照

 

さて、改めて料理の要件を思案し、3要件「安い、栄養、ラク」について考えます。

 

まずここでも安いについては、課題B(高い食費)で検討した通り、保留とします。

 

栄養については、簡単に調べた結果、

 

迷った時の万能食材として下記を前提知識としてインプットしました。

 

  • (常備1)ごはん、卵、鶏むね肉、豚こま切れ、高野豆腐、大根
  • (常備2)キャベツ、もやし、ジャガイモ、豆腐、納豆、鮭/鯖切り身、サンマ
  • (常備3)アボカド、バナナ、パスタ、そうめん

 

ラクについては、自分で考えるよりなるべく自動化したい、でもカスタマイズもしたい思いがありました。

 

分からない人間(私)が考えてもらちが明かないため、有識者にお話を聞くべく、

 

管理栄養士の資格を持つ友人に相談しました。

 

相談の結果、当面スマートフォンアプリを利用することにしました。

 

解決策 

 

以上の検討の結果、3つのアプリを駆使した実施計画に至りました。

 

  1. 基本的にアプリ「Menew」で自動的に6日間の献立決め、買い物リスト作成する
  2. 別途食べたい献立があれば、アプリ「クラシル」で対応、余った食材はアプリ「pecco」で残りの1日を決定する
  3. 1週間実施してみて、食費の目安を把握したうえで次週の献立に反映する

 

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アプリ「Menew」によって献立決め及び買い物リスト作成が自動化されることで、

 

料理の三要件のうち「ラク」を満たすことができます。

 

買い物リスト自動化機能は、本当に感動しました。

 

さらに、管理栄養士の友人も3つのアプリ「Menew」「クラシル」「pecco」を利用しているという実績から、

 

保留にしていた課題A及び料理の三要件のうち「栄養」を解決できる見込みです。

 

そして1週間のPoC(Proof of Concept)実施後、次週どうするのかを改めて決めることによって、

 

保留中の課題B及び料理の三要件のうち「安い」を満たすことを目指します。

 

 

実施結果

 

まず結論から申し上げますと、とてもうまく運用することができました

 

結局、使用したアプリは2つ「Menew、クラシル」となりました。

 

peccoは、購入材料の残り物が少なすぎて献立がうまく出なかったこと、

 

さらに複数を使い過ぎるのが面倒という理由で削除しました。

 

また後から知ったことですが、アプリ「DELISH KITCHEN」でもMenewと同様のことができるらしいです。

 

ただ、自動で買い物リストまで作成してくれる機能はないかもしれません。

 

ここで残念ながら、保留中の課題B及び料理の三要件のうち「安い」を満たすことは残課題となりました。

 

絶対的信頼を置くアプリ「Menew」の、自動献立のまま作ろうとしてしまい、

 

普段買わないような食材も一部購入したことで、材料費が高くなってしまいました。

 

私が担当する前はすべて妻が材料調達を担当しており、

 

その時と比べて、食費が約1万円も上がってしまいました。

 

申し訳なさと同時に、妻の材料調達能力の高さに、驚きと尊敬の念を抱きます。

 

これについては、今後も料理を続け経験値を高めてレパートリーを増やすことで、

 

今ある食材で献立を構成する能力を身に付けたいと思います。

 

ここで参考までに、料理したものリスト、46日分の夕食一部抜粋は以下の通りです。

 

レタスチャーハン、和風ハンバーグ、ハヤシライス、ツナコロッケ、ニラ玉、小松菜ベーコンスープ、生姜焼き、カボチャの煮物、ネギと長芋オムレツ、肉じゃが、長芋のり和え、カレー、カレードリア、小松菜スープ、キャベツ味噌炒め、肉じゃがマヨ炒め、ちらし寿司、味噌汁、焼きアスパラチーズ、白身魚の洋風レンジ蒸し、ポークソテーブロッコリーポテトサラダ、大根と厚揚げの煮物、ポテト卵焼き、たらこポテトサラダ、たらこにんじん卵炒め、ぶりの味噌マヨネーズホイル焼き、ブロッコリーの粉チーズ和え、豚バラ大根、タコの和風和え、蓮根と豚こんにゃくの旨煮、イタリアンコールスロー、豆腐ハンバーグ、オムライス、豚肉白菜のコンソメ煮、キャベツコールスロー、餃子、白菜とにんじんサラダ、鮭の塩焼き、きんぴらごぼう、卵の中華炒め、水菜とささみナムル、ロール白菜、アスパラのゴーダチーズ焼き、シチュー、キャベツの味噌煮、長ネギワカメのさっぱり和え、蓮根つくね照り焼き、白菜塩昆布和え、麻婆豆腐

 

料理やってる感ありますね!

 

ありがとうございます。恐縮です。

 

 

懸念と対策

 

・やっぱり別のものが食べたくなる等、臨機応変性が下がるのではないか?

 

献立決めの際にクラシルやググることでママの要望を伺うことで対応しました。

 

また、一度決めた献立については変えることはない方針でいきました。

 

・急に用事が入ってご飯を作る時間がなくなるのではないか?

 

都度コミュニケーションをとお互いできるところを担当することで乗り越えました。

 

また、すぐ用意できるもの(冷凍食品。または材料以外にも調理法を含む)をストックしておくことで対応できました。

 

・余った食材が無駄になるのではないか

 

都度材料でググることで、特に無駄にすることはありませんでした。

 

 

気づき

 

・家事も効率化したらストレスフリーになり、家事の中でナンバーワンストレスは料理

 

前回の記事で、主夫としてのスケジュールを把握した上で

 

各要素に分解し、アプリを利用することで考えるストレスを減らすことができました。

 

料理は科学実験と類似しており、調理器具の性能で調理へのモチベーションが大きく変わる

 

まず、レシピには専門用語が多く、一つ一つの語を確認するのが面倒でした。

 

例えば以下のレシピを見てみます。

 

www.kurashiru.com

 

その時を含めた、レシピを見て直感的感想のメモがありましたので、紹介します。

 

(玉ねぎで1cmのくし切りってなんだよ)

料理って切り方まで指定されるの?たまったもんじゃない

 

「焼けてきたら」って色弱の私に色判断しろってのか?見えねーよ

 

全体に油が馴染むまで…

馴染んだ状態をど素人がどうやったら分かるんかね。

 

ひと煮立ちって何?

人が煮て立つわけ?

 

そもそもアクってなんなの?調べても良くわからんのだが。

 

てか新しい玉ねぎを出して切った後、冷蔵庫に昨日使った残りの玉ねぎあったやーん。新しい玉ねぎ出しちゃったわーい

 

小さじとか大さじとかいちいちスプーン変えんのめんどくさいよ

1.2を入れてってiPhoneじゃ数字が小さすぎて見えないから全部一緒にしちゃったよ

 

ねえ、またひと煮立ち?

 

三段階で味を染み込ませるだあ?

謎の三段論法なの?

 

落とし蓋って、普通の蓋とはなんか違うんか?

 

(別日)

やけにネギ多いなぁと思ってたら、今切っているのは長ネギで、必要なネギは万能ネギ(青ネギ)だったよ。やけにネギ一本って多いなと思ったよ。

 

このように、専門用語が多い点、一つ一つ調べる点は科学実験と料理は似ています。

 

次に、料理をプロセスで分解してみると、以下のように考えることができます。

 

献立考案→買い物リスト作成→献立理解→材料や器具の用意→切る→入れる→調理→食べる(評価)

 

これは科学実験のように、

目的把握→材料準備→手順理解→器具の用意→実験→結果レポートと類似しています。

 

このうち、前半はアプリで自動化できましたが、後半の切る→入れる→調理については、

 

調理家電や調理器具の性能で大きく効率化できると気づきました。

 

例えば、今使用している電子レンジは私が一人暮らしで使用していたものなので、機能が限られています。

 

電子レンジで加熱する料理の場合、性能が足りずなかなかうまくできません。

 

オーブン機能がないため、焼くこともできません。

 

こうなると料理へのモチベーションが下がってしまいます。

 

あるいは、みじん切りを行うにしても、一つ一つ切るのはとても面倒ですが、

 

みじん切り器具を利用すると、いとも簡単にみじん切りしてくれます。

 

感動のあまり、みじん切り器具を使用した際

 

「うおおおおおおおおお」と言いました。

 

本当です。

 

それに対して妻からの一言、

 

「別に普通じゃん。」

 

調理器具と料理のモチベーションは大きく関係していることに気づくことができました。

 

早々にオーブンレンジを購入したいと思います。

 

・料理ができなかったパパもやればなんとかなる

 

これについては、思っていたよりも「できた」と感じることができたのは、

 

ひとえに、ママがパパの自由な発想と行動を許容してくれたおかげだと思っています。

 

料理をするには、様々な器具や調味料などの事前準備が必要です。

 

焼きたいと思っても、フライパンがなければ焼けません。

 

酒、みりん、醤油を加えたいと思っても、なければ買いに行かなければなりません。

 

妻がこれらを日常のうちにそろえてくれているからこそ、すぐに調理に取り掛かることができるのです。

 

妻に感謝です。

 

学び(=新たに気づき、行動を変化したこと

 

家事は8割の継続性と、2割の創造性が求められ、大前提に必要なことは思いやりと主体性だと理解する

 

妻曰く、パパ自身できることが増えてきた弊害として、

 

にわか知識がついたせいで、いちいち口出しされるのがうっとうしいとのことです。

 

私なりのやり方でそれなりにうまくいってしまったがために、妻のやり方に口出ししたくなる事態がしばしば起こります。

 

パパはその場で言いたいことをぐっとこらえて、海のような広い心で許容しましょう。

 

後でそっと修正すればいい話です。

 

・美味しい、と口にする

 

特に料理をしたことで、こんなにも言われないと寂しく、また言われると嬉しい言葉なんだなと実感しました。

 

美味しいは幸せの素です。

 

・これからも心理的安全性を確保できるパパとして行動する

 

パパは海のような広い心を持ちましょう。

 

 

ご参考

 

料理について俄然やる気になった私ですが、

 

書店でこんな本に出会ってしまい、即買いしました。

 

キッチン・インフォマティクス

 

私はデータ分析を頑張るコンサルタントですので、

 

タイトルと副題(料理を支える自然言語処理と画像処理)を見た瞬間

 

「これは!!!」

 

目をきらめかせました。

 

本当はブログでこういった書籍の紹介がしたいのですが、

 

これについては「いつか実施できたらいいな」という、淡い淡い野望としておきます。

 

 

2.家事編まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

諸々気づきや学びがありましたが、総じて

 

妻が普段行ってくれている家事の全体像が把握でき私自身できることが増えた

 

ことが育休を取って良かった理由です。

 

私は自分で経験することが、一番の説得力と考える節があります。

 

自己紹介で述べた、セルフリファレンスの権化です。

 

※自己紹介を参照

 

hamawwo.hatenablog.com

 

 

男性育休取得にネガティブイメージがある方、

 

ママとして育児に奮闘されている方、

 

そして私の私生活が気になる方にとって、少しでも頭の片隅に残れば、筆者冥利に尽きます。

 

次回の最終回は3.家計編です。お楽しみに〜

 

 

はまを

男性育休を取得したらパパの自覚が生まれたよってお話

 

 

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こんにちは!

 

はまをです。

 

前回、男性育休を取得した主夫としての総括を書きました。

 

hamawwo.hatenablog.com

 

 

その中で育休をとってよかったと思う理由について3つ記載しました。

 

  1. 育児について、子どもと向き合う時間が長く、パパの自覚が生まれたため。
  2. 家事について、妻が普段行ってくれている家事の全体像が把握でき、私自身できることが増えたため。
  3. 家計について、家族に関する将来像を考えることができたため。

 

今回はその1.育児編です。

 

制度についてというよりは、育児日記のようなもので

 

気づきや考えたことのメモになりますことをご了承ください。

 

 

ボヤキ

 

「ちょっと考えればわかるでしょ!」

 

ママの「ちょっと」は、ちょっとではありません。

 

いろんな具体的な事項、配慮をひっくるめて、ママにとっては「ちょっと」です。

 

できて当たり前の世界。

 

はじめは「ちょっと」もできないパパには、待っていても一向にチャンスは来ないので、

 

少しずつ自らやることで、できることを増やしていくことが肝要です。

 

 

育児の事前準備

 

赤ちゃんは、出産においてあらゆるものを用意する必要があります。

 

人一人生まれるのですから当然ではあります。

 

ただ、ネットや雑誌にはコレを用意しましょうのようなリストがありますが、

 

記憶力が著しく低い私はいまいち覚えきれませんでした。

 

そこで全体像を把握するために、「衣食住」で整理しました。

 

衣…家の中、外出

 

食…入る(ミルク)、出る(おむつ)

 

住…寝る、お風呂

 

それぞれについては、例えば赤ちゃん本舗のリストをご参照ください。笑

 

出産準備リスト|ベビー・マタニティ用品のアカチャンホンポ

 

育児開始

 

さて、ママの里帰りが終わり、いよいよ私とママと娘の3人暮らしが始まりました。

 

初期は、タイムスケジュールを把握するのが大変でした。

 

前提として、娘のタイムスケジュール最優先で、自分たちのご飯、風呂、仮眠などは調整します。

 

数日過ごしてみて、生後2か月ころのおおよそ1日の、

 

私のスケジュールは以下の通りです。

 

1日のスケジュール

 **********

 

8:30起床

食器片付け

洗濯物取り込み、たたみ、しまう

加湿器給水

朝ごはんの準備

掃除機かけ

ゴミ集め、ゴミ捨て、ゴミ袋セット

**********朝ごはん食べるまでに40分

洗い物1

オムチェン(おむつ替え)、抱っこ

10:00〜12:00自由

 

昼ご飯準備

洗い物2

オムチェン(おむつ替え)、抱っこ

買い物(献立考案、リスト化)

15:00〜17:00自由

お風呂入れ

風呂掃除

風呂沸かし

 

夜ご飯準備(献立理解、材料や器具の用意、切る、入れる、調理)

洗い物3

オムチェン(おむつ替え)、抱っこ

20:30〜21:30自由

ミルク作り

寝かしつけサポート

22:30〜自由

就寝

 

**********

 

ちなみに、オムツチェンジ、通称オムチェン(おむつ替え)にはレベルがあります。

 

  • レベル1:言われて替える
  • レベル2:言われなくても替える
  • レベル3:替えることを指示できる

 

もちろんママはレベル3、私はレベル2です。

 

「いちいち言わなくてもできるようになってよね!」

 

はい、おっしゃる通りです。

 

永遠の課題です。

 

特に、私個人的に思うことが多かった料理については、2.家事編でお伝えします。

 

こうして見ると、一日のうち5時間近くは自由時間があることが分かります。

 

これはひとえに、ママのおかげですね。

 

私の気づかないところでの、ママの頑張りに感謝です。

 

 

コミュニケーションが大事という話

 

ここで、こんな日常の一コマを想像してみましょう。

 

育児というよりも家事について、それ以上に他者との関わりに関する一般的に当てはまることです。

 

ママからパパへの一言「ゴミ捨てといて」

 

さてママはどういう意味で言ったのでしょうか。

 

文字通りゴミを外に捨てに行くだけ、と思ってしまった場合、

 

私のようにママから鋭く冷たい視線を送られ肩身が狭い思いをすることになります。

 

ここでコミュニケーションギャップが生まれます。

 

それは言葉の抽象度の違いです。

 

ママは「ゴミを集め、ゴミを捨てに外へ行き、ゴミ袋をセットすること」を含めて

 

「ゴミ捨てといて」と言っています。

 

しかし、パパは文字通りの「ゴミを捨てに外へ行く」だと思っています。

 

ママの「ゴミ捨てといて」は、パパが思う「ゴミ捨て」とは抽象度が高いことになります。

 

この認識誤差解消のためには、パパの理解だけではなく、ママにも理解が必要です。

 

パパは面倒でも文字以上のことを想像し抽象度をあげる必要がありますし、

 

ママは面倒でも詳細に説明し具体度をあげる必要があります。

 

たとえその場の一瞬が面倒だったとしても、

 

長い目で見てお互いが同等の抽象度・具体度になるよう

 

寄り添い合うコミュニケーションが必要ということです。

 

この抽象度の違いによるコミュニケーションギャップの例は他にもたくさんあります。

 

抽象度の違いの例だと、料理をする、お風呂に入れる、洗濯をする等があります。

 

料理をするとは、以下をひとまとめに表現しています。

 

  • 調理器具を揃えておくことは前提として、
  • 献立を考える
  • 冷蔵庫の中身を確認する
  • 買い物リストを作成する
  • 買い出しへ行く
  • 具材の下準備する(切る等)
  • 調理する(焼く、味付け等)
  • 盛り付ける

 

上記の中で一番厄介なのは献立考案でしょう(作る前から文句…いや助言が入るためです)。

 

こういった一連のクリエイティブな作業を、1日も欠かすことなく実行しなければならないと思うため、

 

世の主婦・主夫は夕方に気分が沈んでしまうのです。

 

さらに言えば「家事をする」ということは、上記をひっくるめてすべてを指します。

 

ご飯を食べ終わって、皿洗いしてるくらいで

 

家事してると思うなよ、過去の自分、ということですね。

 

続いてコミュニケーションギャップの例を考えます。

  

ここで漢字の「田(4象限)」を考え、

 

縦軸が依頼する側の抽象度(上)と具体度(下)、

 

横軸が依頼される側の抽象度(右)と具体度(左)とすると、

 

右上の領域(依頼抽象、被依頼抽象)は任せるのが上手タイプ、

 

左上の領域(依頼抽象、被依頼具体)は丸投げタイプ、

 

左下の領域(依頼具体、被依頼具体)は面倒見の良いタイプ、

 

そして右下の領域(依頼具体、被依頼抽象)はマイクロマネジメントタイプに分類します。

 

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※書籍『具体抽象トレーニング』参照に、筆者作成

 

先程のパパとママのゴミ捨ての例では、

 

依頼する側(縦軸)のママの指示は抽象的(上)、

 

依頼される側(軸)のパパの認識は具体的(左)ということで、

 

丸投げタイプ(左上)のコミュニケーションということになります。

 

ママはもう少し具体的な指示をして、

 

パパはもう少し想像力を膨らまし抽象的に考えると、

 

同じくらいの抽象度で意思疎通が行えることになります。

 

したがって先述の通り、お互いが同等の抽象度・具体度になるよう

 

寄り添い合うコミュニケーションが必要ということです。

 

ただ、ママの具体的な指示を期待することは難しいと考えるので

 

パパが想像力を膨らまし、任せるのが上手タイプのコミュニケーションを目指すことが、平和な解決策だと思います…

 

 

気づき

 育児とは関係ない話で長くなりましたが、育児経験からの4つの気づきです。

 

育休のおかげで育児の喜びだけではなく大変さも経験できる

 育児には家事がつきもので、上記の体験によります。

 

特に大変だなと思うのは、自分がしたいタイミングでしたいことができないことです。

 

今のうちに洗濯物をたたんでおきたいなと思っても、娘が泣いていたらそれどころではありません。

 

いかに空いた隙間時間を有効活用するかを日々考え続けているのは大変です。

 

日々の小さな変化に気づくことができる

 子どもと接する機会が少ないと、大きな変化には比較的気づきやすいと思います。

 

祖父母や友人等が、「大きくなったねー」というようなことです。

 

しかし、しゃべる、目で追う、笑み等、本当に小さな変化に

 

「気づくことができること」は、育休ならではの贅沢な特権だと思いました。

 

食欲の源には勝てない

 絶対的信頼の母、強しということです。

 

どれだけ泣いている時に私が抱っこしていても泣き止まなかったのに、

 

ママが抱っこすると、泣き止む率が高めです。

 

娘にとっては、ママか、それ以外か

 

パパ、無力を痛感すると同時に、もっと頑張ろうと思えます。

 

プーとの戦いは必死

 1日に10数回おむつ替えを行うため、さすがに慣れますが、

 

それでもお風呂でされる、ピーと飛ばされる、変えた瞬間即される等

 

必死になることが多いです。

 

しかし、スッキリした後のきらきらした娘の微笑みを見ると、

 

まさに台風一過の凪のごとく、パパも清々しい気持ちになります。

 

 

学び(=新たに気づき、行動を変化したこと

 

・これからはどうしたら娘に覚えてもらえるか、どうしたらママがやりやすいかを考えて行動する

 

先述の通り、パパは基本的に無力です。

 

微力ながらも、いかに娘と接する時間を増やしつつ、

 

ママの後方支援、時には前線に駆け付けるような行動を心がけます。

 

 

ママへのお願い

 

一方通行ではなく対話をしよう

 

パパの行動に気に食わないことがあった場合、

 

まずなぜその行動を取ったのかを聞き、

 

「私はこうしたいと思ってるけどどうか」と質問し議論することで

 

お互いが自分事になるようにしたいです。

 

ずっと至近距離、剛速球で投げ続けられると、受けるほうも大変ですし、

 

投げるほうも疲れてきてしまいますよね。

 

「いちいち質問、議論とか、めんどくさっ」

 

という気持ち、理解しています。

 

しかし、お互いが寄り添い合うコミュニケーションがしたいな、ということです。

 

キャッチボールしようよってお話です。

 

育児編まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

諸々気づきや学びがありましたが、総じて

 

子どもと向き合う時間が長く、パパの自覚が生まれた

 

ことが育休を取って良かった理由です。

 

私は自分で経験することが、一番の説得力と考える節があります。

 

自己紹介で述べた、セルフリファレンスの権化です。

 

hamawwo.hatenablog.com

 

 

男性育休取得にネガティブイメージがある方、

 

ママとして育児に奮闘されている方、

 

そして私の私生活が気になる方にとって、少しでも頭の片隅に残れば、筆者冥利に尽きます。

 

次回は2.家事編です。お楽しみに〜

 

 

はまを